ワインを飲んだ後のコメントってどうすればいい?テースティングのやり方解説 白ワイン

某漫画の影響なのか、プロはワインを飲んだ後に素敵な表現ができたり、美しい光景が見えたりするものだと思い込んでいる方は少なくないと思います。逆にそのようなコメント力がないとダメなのか、と敬遠してしまいそうですよね。

でも、待ってください!

それは漫画やドラマの世界です!

現実では、そんな必要全くありません。しかも、プロでもあんな風にコメントしません!

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そもそも、ワインのテースティングコメントにはコツがあります。ヒントを知った上で、練習すれば誰でもある程度さまになるコメントができます。そんなテースティングコメント、白ワインと赤ワイン、二回に分けてについて紹介します。

白ワインのテースティングコメント

ワインは香りが命です。コメントももちろん香りの評価から始まります。

1.    まずは、フルーツを探すこと

ワインの香りで、最初に探してほしいのはどんなフルーツの香りに似ているかです。とは言っても、簡単ではありませんので、いくつか代表的なフルーツを紹介します。

色が淡くて、軽いワインには、よくグレープフルーツやレモンのような柑橘系、青りんごのような酸味のあるフルーツの香りに例えます。逆に黄金色に近い、味がしっかりしてそうなワインには、南国にあるトロピカルフルーツ、黄桃やメロン、マンゴー等が良く挙げられます。中間にあるワインであれば、リンゴや洋ナシをよく使います。

慣れてきたら、フルーツの状態なんかも表現に入れるといいでしょう。例えばリンゴでも、フレッシュなリンゴなのか、焼いたリンゴなのかということです。

2.    次に花や、ハーブを探してみる

次は、フルーツの背後に隠れている花やハーブ、野菜の香りを探してみましょう。難しそうに聞こえますが、ブドウの品種によっては、非常に分かりやすいものがあります。

例えば、ソービニヨン・ブランにはハーブやアスパラガスのような青い香りがします。また、リースリングやヴィオニエには、白バラ等の華やかな香りが分かりやすいです。

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3.    醸造由来の香りを探す

上記の1と2は専門用語で「第1アロマ」と言います。第1アロマはブドウ由来の香りで、ワインの製造過程由来の香りを「第2アロマ」と呼びます。この第2アロマは若干難しいですが、ワインによってはむしろ第1アロマよりも分かりやすいものもあります。

例えば、樽で熟成したワインには、ナッツや木のような香りがします。その香りには好き嫌いがありますが、アメリカやチリー等、新世界のシャルドネにはあえて樽香を付着させ、華やかにする傾向があります。そういったワインは、トーストやアーモンドのような香りが非常に分かりやすくとらえます。

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4.白ワインは酸味と甘みのバランスを

さて、やっとワインが飲めますね。白については、ワインを口に含んでから先ず全体的に軽いのか、味がしっかりくるのかを確認しましょう。(「アタック」と言います。)その後、舌の先端(甘味)と両側(酸味)にワインを転がせ、甘味と酸味を確認してみます。唾液を刺激するような酸味なのか、ほどよく広がる酸味なのか、フルーツをかじったような甘味なのか、人工的な甘みなのか感じ取り、コメントをしてみましょう。

世界的には酸味がほどよくあるワインが評価されますが、個人の好みによります。Ellen私はどうしてもやはり新世界の果実味豊かで分かりやすいワインが好きです。(ずっと飲んでいると飽きてくることもありますが)

皆さんにも、値段や評価のバイアスを一旦置いといて、自分の好みを確認してほしいものです。

続けて、赤ワインのコメントもお届けします。

ワインを飲んだ後のコメントってどうすればいい?テースティングのやり方解説 白ワイン” への6件のフィードバック

  1. そうだったんですか~!(゚д゚)!。よくテレビだと、「草原を駆け巡るなんとかかんとか~」とかいろいろ言ってて、本当にソムリエになるには、ボキャブラリーが豊富で詩人のような能力備わっていないと無理なんだと思ってました(^^;

    白ワイン、確かによく説明されるとき、グレープフルーツのような…とか青りんごのような…ってよく言われます!なるほど、まずはフルーツ、そして花!なんですね。フルーツで終わってた(^^ゞ 次からはそうやってみます。醸造由来の香り、そしてアタック!でも、素人がそんなことしてて、笑われないだろうか…”(-“”-)”

    いいね

    1. 最初はフルーツか花が分かれば十分ですよ〜 アタックとか実際私も試験じゃなければ使いませんね。逆にフルボディーとか、アルコール度数が高そうとか、しっかりしてるとか言いますね。

      草原に駆け走るというような表現は、まあソムリエコンクールならあり得ますが、レストランで延々にポエムしている人は見たことありませんし、いたら相当ナルシストですよね(^◇^;) 海外はどうでしょう。Ellenはやはり会ったことないかも😂

      いいね: 1人

      1. そうだったんですね。ワインを輸入してる会社だったかな?ワイン好きの同好会だったかな?その特集でやってたので、みんなそうだと思ってました(^^;

        一緒に飲んでる人がポエムされたら引くけど、そうやってる人を見てみたい気も…(^^;

        いいね

      2. 私も先日ワイン専門雑誌のコラムでティスターしていた時、出版社からあえて珍しい表現がいい、面白い比喩をしてくださいと頼まれ、持っている僅かながら語彙のフル活用しました😅 

        いいね: 1人

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