こんにちは、Ellenのワイン教室です。
自粛生活もいよいよ本格的になりますね!
家に出れないのは悲しいです。一方で自分に向き合う時間がかつてないほど増えましたね。
考え方を変えれば、自己成長につながる時間でもあります。
落ち着いて読書をしたり、オンラインや通信で勉強したり、自分のビジョンを書き出したりと
この時を普段したくてもできなかった大事なことに向き合う時間にすることができるのではないかとEllenは思います。
ということで、本日より皆さんのワイン勉強に役立つ産地知識を数回に分けて
紹介したいと思います(〃艸〃)
少しでも退屈な自粛生活が、有意義な時間になれるようお手伝いさせてください♡
一弾目はフランスのブルゴーニュです~
よくワインレッスンでも使うブルゴーニュ地方のワイン。
世の中から高い評価を受け、不動な地位を持つ唯一無二の産地。
史上最高値を更新したワインもこの産地で造られたワインなんですよ💰
よくなぜ銘醸地を知ることが必要なのか?と聞かれます。
確かに単価も高いし、難しいイメージはありますね。
でも、ワインの勉強において、名産地のことを抑えとくのはとても大事なことで、
ワインの世界の共通言語が身につくことができるのです。
この産地はどんな特徴があって、こうゆうワインは世の中たくさんの人が飲んでて、
評価されているんだ!と知ることになるのです。
よく思えば、スポーツの世界でも、ファッション業界でも、一つの業界を知るためには
先ずその業界のトッププレイヤーを把握すること、同じことが言えるのではないでしょうか。
ワインの生産大国フランス、その中でも二大銘醸産地のボルドー & ブルゴーニュ。
それらを知ることは皆さんのワインライフをより充実にさせることになるでしょう!!
ブルゴーニュの起源
大体のワイン産地は遡ればキリスト教と関連しています。
キリスト教はミサでワインを使いますので、宗教を各地に広めると同時に組織的にワイン作りをしてきました。
ブルゴーニュも例外ではありません。
きっとそのごろ、伝導士方々がブルゴーニュ地方に到着し、
あの南東向きの緩やかな、どこまでも続く丘を見て、ここはブドウ作りに最適と思ったんだろうね。
正にその通り、ブルゴーニュは地形的にも、土壌的にもブドウ作り、特にピノ・ノワール品種には最適でした。
8世紀、ブルゴーニュワインはすでに名声を高め、ステータスのワインとして
王室や貴族に大いに消費されるようになった。
私の脳内では、こ奴らがブルゴーニュワインを飲んでいるイメージです↓↓↓

ブルゴーニュは畑が細分化、複雑
当然、畑の所有者は教会や貴族といった権力所有者です。
しかし、その状況が一気に逆転しました。。。それはフランス歴史上未曽有の出来事
フランス革命 によるものです。

ブルゴーニュの畑は革命政府に没収され、貧しい一般市民に払い下げとなったんですね。
いいことじゃないか!!
と思っているかもしれませんが、これが悪名高い畑の細分化の始まりでもあります!
考えてみてください!一般市民に大きな畑を買う経済力なんてあるわけないです。
彼らが買えるようにするためには、畑を小さくするしかなかった。
そして相続なんか発生すると、子供の数だけますます細分化されていくわけです。
今でも、ひと樽のワインを作るのがやっとのようなちっちゃい畑を所有する人もいるらしい。。。

となると、同じ村、同じ畑でも、作り手が異なることによって、味が変わるということです。
やっと畑まで覚えたのに、作り手の名前まで覚えねーといけねーのか!!!
と発狂するのが普通です…
また、ブルゴーニュは元から土壌が複雑で、道一本の距離でも土壌が異なり、
ブドウの出来に影響するんです。だから畑がグラン・クリュ(特級畑)や
プレミエ・クリュ(一級畑)とかでランク分けされています。
歴史背景と土壌の事情によって、ますます複雑となるブルゴーニュのワイン。
覚えるのに、脳みそのキャパがどんだけあっても足りません。
初心者ところか、資格所有者でもかなりの難関部分。

ムリムリ、オボエラレマヘン!!と、諦めたくなりますよね~
ただ、幸いなことに、ブルゴーニュのワインは洗練されています。
そこまで分からなくても、大体おいしいですw(2000円以下は要注意ですが)
つまり3000円前後で購入できるブルゴーニュもそこそこ美味しいです。
(そもそも上記のようなグラン・クリューのワインは一万以上なんで、
我々庶民にはほど遠い世界。。。へーこんなのあるんだ~程度で大丈夫ですw)
私が教室でブルゴーニュワインをたくさん使うのは、まさにその外れのなさ。
更にフードフレンドリーな一面があるからです。
ブルゴーニュの代表ブドウ品種
ブルゴーニュと言えば、赤はピノ・ノワール、白はシャルドネ。
初心者はこれだけ覚えておくれ。(畑名とかよりは覚えやすいでしょう!)

どちらも酸味を持つブドウで、フードフレンドリーな一面があります。
特にピノ・ノワールは香りも複雑なので、ワイン単体でも楽しめます。
逆に酸味が苦手な方は、苦戦するかもしれません。
そうゆう場合は、お料理と一緒に楽しむこと!
お料理の味付けによって、嘘みたいに酸味が気にならなくなる!!
それどころか、お口直しや、食材の旨味を引き出すありがたい存在に変身します(⋈◍>◡<◍)。✧♡
赤のピノ・ノワール合う鉄板料理は、鴨肉や豚肉料理。油をたくさん使う中華の炒め肉料理にもぴったりです。
白のシャルドネはエビとペンネのグラタン、カニクリームコロッケ、鶏肉のクリームシチューなんかがいいです。
白身魚にも合いますが、ソースはボリュームのあるものがおすすめです。

少しブルゴーニュワインを飲みたくなる気持ちになりましたか?
スーパーでは1000円台のブルゴーニュワインが置いてありますね。
しかし、真のブルゴーニュ実力を知るには、3000円以上のワインがおすすめです。
ぜひ、家飲みワイン、週末のプチ贅沢ワインとしてブルゴーニュを楽しんでください!!
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“自粛を学びの時間に【産地編】 初心者だからこそ抑えてほしい名産地 フランス・ブルゴーニュ” への1件のコメント
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