こんにちは、Ellenのワイン教室へようこそ~
引続きワインの銘醸地、産地編です!!
今回はあの誰もが憧れる、煌びやかな存在、シャンパーニュ地方です♡
シャンパーニュの概要
フランス最北のワイン産地でもあるシャンパーニュ地方。
首都パリから車で3時間弱ほど、日帰りで訪れることができる距離です。
その位置や平坦地であることから、戦場になることが多い土地でもあり、
華やかさの裏には辛い歴史を伴う産地でもあります。
シャンパーニュ地方の都市ランスには、歴代のフランス国王が戴冠式を行われるランスの大聖堂が有名です。
つまり、王様が誕生する地なのです👑

年間平均気温約11度ほどで冷涼な気候。
夏と冬の温度差が大きく、日照量や降雨量からしてもワイン造りには適するテロワールです。
なぜシャンパーニュは特別なのか?
スパークリングワインとして分類されるシャンパーニュですが、その中でも特別な存在ですね。
結婚式や記念日、特別なシーンに相応しい、絶大の人気を誇るシャンパーニュ。
値段が高くても、少し背伸びしてまで飲みたくなるワイン✨

なぜ、シャンパーニュだけがそこまで特別なのか?
それはその極めて厳しい法律によるものです。
ざっくり言うと、シャンパーニュは製造過程で使えるブドウの種類、醸造方法、産地の限定など、
さまざまな厳しい規定を乗り越えて、やっとシャンパーニュと名乗れるようになったワインです。
例えば、
◎使用可能なブドウ品種は7種類に限定
◎発泡工程後のアルコール度数は13%を超えない
◎瓶詰めから最低15ヶ月は出荷不可
などなど
それら全てをクリアしたらワインは、シャンパーニュとして名乗れるのでしょうか?
いえいえ
それらの条件をすべてクリアし、且つ
製造地がシャンパーニュ地方の限定地域でなければ、シャンパーニュとして名乗れません!!

その厳しさゆえに、シャンパーニュという呼び名の商標登録も極めて厳密に管理されています。
ファッションブランドで「シャンパーニュ」をブランド名にしたところ、訴えられて名前を変えさせられた
という逸話はあまりにも有名です。
つまり
シャンパーニュを大量生産しようと思っても、限られた土地と厳密な製造管理において極めて難しい。
シャンパーニュが特別なのは、もちろんその芳醇な香りと繊細な味わいは言うまでもありませんが、
さらにその希少価値が背景にあるのではないかとEllenは思います。

シャンパーニュの呼び方
シャンパーニュは、使用可能なブドウ品種は7種類といいましたが、実際最も使われているのは三種類。
・シャルドネ
・ピノ・ノワール
・ムニエル
この三種をブレンドしてシャンパーニュを造る手法はよく聞きました。
しかし、実は一種類のみを使用するシャンパーニュもあります。
1種類だけの品種で造られたシャンパンは味にごまかしが利かないということで、各メゾンが厳しく選果したブドウを使用し、丁寧に造られているために、一目置かれる存在となっています。
更に、どんな品種を使ったのかによって、特別な呼び名もあります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
シャンパーニュの種類 | |
Blanc de Blancs ブラン・ド・ブラン | 白ブドウ、一般的にシャルドネ100%で造られたシャンパーニュ |
Blanc de Noirs ブラン・ド・ノワール | 黒ブドウ、一般的にピノ・ノワール100%で造られたシャンパーニュ |

ブラン・ド・ノワールは骨格がしっかりしている、ブラン・ド・ブランは繊細でエレガントなイメージと言われています。
ぜひ、飲み比べしてみたいですね。
日本は世界第3位のシャンパーニュ輸入国!!
小さな日本ですが、シャンパーニュの輸入量には驚きます。
それぐらい日本人はシャンパーニュが大好きなんです(* ´艸`)
自粛モードが蔓延する今、あえてシャンパーニュを手にし、家で少し贅沢な時間を過ごすのも悪くないですね。
産地の豆知識を知った上で、ワインを楽しむと楽しさも格別です☆☆☆
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“自粛を学びの時間に【産地編】 初心者だからこそ抑えてほしい名産地 フランス・シャンパーニュ” への1件のコメント
[…] みんな大好き、シャンパーニュについてはコチラです♡ […]
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