近ごろ耳にすることも多い日本ワインは、日々大きく飛躍しています。
約30年前までは、甘口一辺倒だったものの、
最近では、国際的にの認められる素晴らしい辛口ワインを多数生産しています。
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日本人として、日本ワインを知ることは、
日本食や日本文化を知ることと同様に教養となり、
海外から来たお客さんに対するおもてなしにもなります。

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そもそも日本はワイン造りに向いていない?
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日本人としてぜひ知ってほしいことは
日本という国で高品質のワインを造ることの難しさです。
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日本の気候は、決してチリーや南仏のような地中海性気候の場所のように
ワイン生産に向いているわけではありません。
むしろ、不向きです。
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たとえば…
雨が多い
土壌が肥沃
気温が高い
ブドウの栽培方法
など、不向きの要因を並べようとしたら切りがありません。

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それでもこの日本という大地で
ブドウを育て、素晴らしいワインを造りたいという
大和の職人魂がなければ、
これほど高品質なワインを世に送ることはできなかったでしょう。
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それこそが日本ワインの素晴らしいところです。
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実は日本人の食卓と合う日本ワイン
よくワインは日本人の食卓に合わないと聞きます。
これについては40%正解です。
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確かに刺身や手巻き寿司など、生の魚をワインに合わせると
どうしても生臭くなります。
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しかし、不思議なことに、日本のワイン、
甲州やマスカットベーリーA に合わせてみてください。
生臭くなるところか、ほど良いエレガントな酸味によって
魚の旨味すら引き出してくれます。
![寿司とワインがぴったり!?寿司とマリアージュについて | MELLOW[メロウ]|ワイン生活向上マガジン](https://wine-mellow.com/wp-content/uploads/2016/11/20161102309-01.jpg)
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実は
お寿司屋さんに行くと、
シャブリーやシャンパーニュなど高級ワインが並んでいます。
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合わないというほどではなりませんが、
高級感を演出するために、あえて銘醸地のワインを
置いているケースが多いです。
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しかし、一番合うワインはやはり日本ワインだとEllenは思います。
日々の食卓に、お手頃な日本ワインを合わせて
より鮮やかで、おいしい時間を家でも作り出す。
一石二鳥ではないですか。
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日本ワインの選び方
先程も言いましたが、日本はワイン造りにもともと向いていない国。
加えて人件費も安くない。
ということで、良質なものは単価が高いというのは必然的です。
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基本的に3,000円以上のものが多いです。
しかし、その中でも一定生産量によってコストダウンできている
ワイン会社もあります。
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それが、
シャトー・メルシャン、サントリーそして岩の原葡萄園です。
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こちら三社は、いずれも日本のワイン史上に
莫大な影響を与え、貢献してきた老舗。
特にメルシャンやサントリーはスーパーなどでも置いてあります。
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岩の原もネットで簡単に入手できます。

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さまざまなシリーズで展開していますが、
入門者向けのカジュアルラインはいずれのメーカーも
1,000円~2,000円前後で販売されています。
ぜひ試してみてください。
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